わたしは砂時計に怒っていた


なぜにわたしの大切な夏色の砂は

かの国の移民の社会問題を論説した

超絶的に複雑構造の

英語長文読解によって

足元にばらまかれ

消えていかねばならなかったの


窓から　悪魔と化した８月の日差しが

アルファベットをねじ絡ませに押し寄せる



機嫌が------------


時　同じくして

マンションの大規模改修工事


ギギギギギギギギギ　ガガガガガガガガガ------------


工事の足場をこさえている

別の悪魔


ドドドドドドドドド　ブゥアラドキンーー　カーン



そんなときに

帰ってこなくてもよい男が帰ってきた


聞けば

昔々使っていた銀行口座に

３万７千円もの金が残っていて

正直にも私に全部渡すという



（＾。＾）


週末の予定を思い出した

土曜日は青い海の見える食堂でウニ丼



そうだ　今は前向きに！！！

偏見を捨てた移民対応を読み解こう

世界のために！